RMR(Rokko Mesh Router)シリーズ

○ 概要

無線メッシュルーターRMRシリーズは、電源をいれるだけで無線LANネットワークを網目状(メッシュ状)に自律的に構築するルーター製品です。 広域をカバーする自営の無線LAN網の構築を可能にします。 当社は2005年にRMRシリーズを製品化しました。現在はRMRシリーズにおける第3世代製品であるRMR9000シリーズをご提供しています。 高信頼性が求められる現場から、大学での研究機材にまで 幅広い要件に対応できる オープン・アーキテクチャな無線通信機器、それがRMR9000シリーズです。

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RMR9000 / RMR9000J

-20℃から65℃という広い稼動温度レンジを持ち、最大3インターフェースの多重メッシュが可能なスタンダードモデル。 RMR9000:2.4GHz/5.2GHz(W52)対応  RMR9000J:2.4GHz/5.2GHz/4.9GHz対応

指向性アンテナを使い屋外において300m~500mの無線リンクを実現可能。(註:見通しが確保されている環境)

携帯3G接続も可能。パッケージ追加によるカスタム機能実装可能。屋外展開用ケース有り。

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RMR600

簡便に低コストで 無線メッシュネットワークの利便性体験用エントリーモデル。(機能限定モデル)

小規模な屋内用メッシュシステムでの利用に最適。

altMeshVista V3

無線メッシュネットワークの可視化を行う管理ツール。

ログ機能・アラート機能など、運用に便利な各種オプション機能。

○ RMR9000の特長

  •  モバイル・メッシュ対応 無線メッシュルータ

無線メッシュ通信機器として市場に存在する製品には大きくわけてメッシュ・トポロジー(構造)対応製品とツリー・トポロジー対応製品に二分されます。RMRシリーズはメッシュ・トポロジー製品に属する製品でありツリー・トポロジー製品に比べてより多様な環境でご利用いただくことが可能です。ツリー・トポロジー構造は固定的なネットワーク・トポロジーに対象を絞った特徴を有しており、ツリー構造の根(rootノード)を経由する経路をとることから必ずしもアプリケーションにとって最適な最短経路を選択することが適いません。 また無線ネットワーク状況が変化しうる環境では、伝送遅延、パケット損失が顕著に発生することもあります。 一方ツリー・トポロジー製品ではL2(MAC層)対応が容易であるというメリットがあります。 メッシュ・トポロジー製品は、Mobile ad-hoc という名でも知られるように、動的に変化するトポロジーに柔軟に対応できるという技術的な特長があり、ツリー・トポロジーでは対応が容易ではない移動体や不安定な無線環境にも適用可能となります。RMRシリーズではメッシュ・トポロジーをベースにしつつ、L2対応にも対応する機能を提供しています。

詳細については当頁末尾をご参照下さい。

  • 無線ネットワークにおける多様な要件への対応

    • ロボット、クレーンなどの移動体への対応
    • 映像伝送などの通信負荷が大きい要件への対応
    • センサーネットワークなどの無線リンク距離が求められる要件への対応
    • スマホなどのモバイル端末への無線アクセスで求められる要件への対応
  • 柔軟性・拡張性 

    • RMR9000向けに開発環境(カスタム機能追加実装用)を提供。 
    • 周辺機器接続例 (ドライバ等の追加実装を実施)
      • USBリレー接続         (外部電源オン・オフ制御)
      • モータドライバ接続(USB)  (ロボット向け、開閉装置遠隔操作)
      • GPSレシーバ接続(USB)   (メッシュ機能搭載移動体の位置情報取得)
      • LED制御(GPIO)        (アプリケーション状態の表示)
      • ZigBee基地局接続(USB) (Digi社Xbeeネットワークとの統合無線ネットワーク)
      • 土木向け歪センサー(RS232C) 
 USBリレー 歪センサー  レーザー距離計  
 USBリレー-DLP-IOR4  歪-センサー  北陽電気-URGシリーズ  
    • ソフトウェア機能実装例
      • Twitter連携機能        (センサーイベントをクラウド通知)
      • 映像解析機能         (商業施設における駐車車両モニタ)

 

  • 品質と信頼性

ハードウェア品質について: RMR9000シリーズでは構成要素に産業仕様部材を採用しており、高温、振動、ノイズという条件が重なるロボット筐体内部での使用経験に基づき、様々な悪条件下でもご利用いただけるようRMR9000は設計されています。 この結果、これまでに屋外環境にて24時間365日連続稼働のミッション・クリティカル・システムでの利用実績もあり順調にお使いいただいています。

ソフトウェア品質について: RMRシリーズはソフトウェア・プラットフォームとしてopenWRTを採用。 全ての通信機能を弊社検証を通じて品質確認を行い、信頼性の高いファームウェアを製品実装しております。 メッシュ通信用ミドルウェアをはじめとする弊社開発コードだけでなくOSSとして提供されている全てのオープンソース・ソフトェアをソースコードレベルで品質管理を行っております。 これらを通じて皆様のご期待に沿う品質を実現しています。 

○ 参考

  •  メッシュ・トポロジー と ツリー・トポロジー に関する比較考察

  メッシュ ツリー
最短経路 メッシュトポロジー解説資料-01 ツリートポロジー解説資料-01
経路変更時 メッシュトポロジー解説資料-02 ツリートポロジー解説資料-02

註: 日本国内で販売されている海外製の無線メッシュ製品の多くはツリー・トポロジーに基づく方法を採用。(M社、S社製品など)

 

 


 

映像伝送などの通信負荷が大きい要件への対応
ロボット、クレーンなどの移動体制御装置への対応
スマホなどのモバイル機器への対応
独自の通信機能をアドオンされたいケースへの対応
多様な周辺機器と接続可能
アプリケーションソフトウェア追加用のSDKを提供
GPSレシーバー、USBリレー、モータドライバ、LED など
Twitter送信プラグイン
カメラ接続 -> 映像解析処理(CV処理)