開発例1 - 車両の挙動を定量化 不審車両検知

 

概要

この事例では、監視カメラにより、道路・ロータリー、または、駐車場を監視し、不審車両を検知・アラートを上げます。不審車両の例として、駐車禁止区域の駐車、または駐車時間が長すぎる車両など。また、人の車からの乗降の検知、降車後どの方向に向かったか といったトラッキングも実装可能です。

 

取得可能な情報(例):

  • 各車両の駐車時間
  • 駐車位置(駐車禁止エリア監視)
  • 車から降車、車への乗車状況の認識
  • 降車後の人物の移動軌跡分析

 

デモ1:駐車検知

このデモでは車の通過、停止、長時間駐車等の検知処理を行っています。またそれぞれの情報をサマリー情報も表示できます。 

stopdetection-1 50 stopdetection-3 50

1. 車両通過: 緑色の枠で表示

2. 車両停止: 黄色の枠で表示,時間カウント開始.(ここでは7秒)

stopdetection-4 50 stopdetection-5 50
3. 駐車時間が指定時間より長い: 赤色枠で表示, 通知発報。
(ここでは20秒)
4. サマリー情報: 入時刻、出時刻、停止時間を表示(秒)。
(*)は発報済み。

 デモビデオ

 

デモ2. 車両通過と乗降者の追跡

このデモでは車の通過、停止の軌跡と人の乗り降りとその軌跡の検知を行います。

tracking-1 50 tracking-2 50

1. 車両停止、運転者が降車

2. 運転者の軌跡を青色で表示

tracking-3 50 tracking-4 50
3. 一般通行人の検知軌跡は緑色で表示 4. 乗車検知, 軌跡は赤色で表示

 デモビデオ

 

その他の利用

この事例では駐車に関する処理を行っていますが、使用される画像処理アルゴリズムは駐車の検知に限りません。次の様なシナリオにも適用可能です。

  • 放置不審物検知: (安全)  駅、空港、ショッピングモール等不特定多数の人の行き交う施設。
  • 立入禁止場所への侵入の検知:工場、踏切、駅等。

 

考慮・考察

  • 映像処理は、天候・日照などにより、外乱がおこり、検知結果が大きく影響を受けます。設置現場の条件に合わせたチューニングが重要になります。
  • 感度を上げることと、検知エラーを抑えることの バランスも重要です。開発案件の要件によって、このバランスは異なってきます。
  • この案件では夜の時間帯での使用は想定していません。対応するためには、適切な照明を付けるか、高感度センサーを用いるビデオカメラを使用する必要があります。


デモの詳細情報

カメラ Panasonic IP camera (BB-HCM731)
ビデオ入力 MJPEG VGA(640x480) 30fps (MJPEG)
出力 VGA(640x480) 30fps (色マーカ付き)
ビデオ出力 MP4
処理速度 リアルタイム(30fpsPC@Core2Duo 3GHz)