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IoTソリューション

屋外設置可能な可搬型無線メッシュノードの制作例

RMR9000を頑丈なペリカンケースにバッテリーと共に入れることで、屋外設置可能な可搬型無線メッシュノードを比較的容易に製作することができます。
頑健で防水性能の 高いケースですので、屋外での取扱が容易になります。

  • ペリカンストームケース iM2050 を利用 (写真内のケース)
  • 小型軽量:1ユニット 約3kg(約1kgのバッテリー含む)
  • バッテリーで約10時間稼動(Energizer XP18000A 利用時)
  • 3本の無線LANインターフェースを自由に設定可能
  • 各種アンテナオプションの選択が可能 

1ノードの設置稼動が5分以内に可能

アンテナの固定は、この例では安価・軽量な塩ビパイプを使用していますが、より簡単に結束バンドを利用しての固定なども可能です。アンテナ角度の調整のし易い、カメラネジのついた雲台を用いたジグを利用される場合もございます。

(1)
現場でバッテリーとRMRを接続し、Power-Onを確認。ケーブルを挟まないように注意して蓋を閉じ、フックやバンドで固定します。

(2)
アンテナを接続します。オプションアンテナから選択可能です。ビデオの中では指向性のある平面アンテナをメッシュリンクに使用しています。アンテナにより、ノード間距離を 数10mから数100mに伸ばすことができます。(周辺電波環境にもよります)

(3) 
最後に LEDにより、隣接ノードと通信していることを確認します。

活用方法

  • メンテナンス・保全作業のための 臨時ネットワークの敷設。工事なしに無線LANネットワークを広域に展開できます。携帯網の届かない場所でも作業グループ内でのスマホ・タブレット・PCを用いた情報共有が可能になります。
  • 期間限定で設備・機器モニタリング用ネットワークを敷設。 監視カメラの臨時設置にも利用可能。
  • 工場・プラントのBCP対策のための、災害時バックアップ用ネットワークとして。 ノード設置の順番など考慮する必要なく、隣のノードと無線の届く範囲であることだけ確認できれば、マルチホップで通信エリアをどんどん拡張していく事ができます。予想困難な事態に柔軟に対応。